まず結論:上限は「枠数」ではなく「時間」

Amazon Now の稼働上限は、よく「1日10ブロック・週45ブロックまで」と言われます。ただ、正確にはブロックの数ではなく稼働時間で決まっています。

  • 1日の上限:400分(6時間40分)
  • 直近7日間の上限:1800分(30時間)
1日の上限400= 6時間40分
40分ブロックなら10枠でちょうど上限
直近7日間の上限1,800= 30時間
フル稼働(1日400分)だと4日半で使い切る量(40分ブロック換算で45枠

「10ブロック・45ブロック」という言い方は、すべてのブロックが40分だった時の換算です(40分 × 10枠 = 400分、40分 × 45枠 = 1800分)。現在は30分や1時間のブロックもあるため、分数で考えるのが正確です。

上限値は Amazon Flex の運用により変更される場合があります。本記事は現行ルールにもとづく解説です。

1日の上限:400分

1日の上限はシンプルです。その日(0時〜24時)に稼働したブロックの合計時間が400分まで。日付が変わればリセットされます。

ブロックの長さ別に換算すると、次のようになります。

ブロックの長さ1日に入る枠数合計時間
40分10枠400分
30分13枠390分
1時間6枠360分

長さの違うブロックを組み合わせても構いません。合計が400分以内に収まればOKです。

わかりにくいのは「直近7日間で1800分」のほう

新しく始めた方がつまずくのは、ほぼこちらです。よくある誤解から先に言うと、

  • 「週」はカレンダーの週(月〜日)ではありません
  • 月曜や日曜になってもリセットされません

上限は「今日を含む直近7日間の合計」で毎日チェックされます。正確には、どの連続する7日間を切り取っても合計1800分以内に収まっている必要があります。このような仕組みを「ローリング方式」と呼びます。

言葉だけではイメージしにくいので、図で見てみましょう。

「直近7日間」の枠はこう動く数字=稼働分数
ステップ1今日の時点:枠は「6日前〜今日」
400
6日前
400
5日前
300
4日前
300
3日前
200
2日前
200
昨日
0
今日
明日
6日前〜昨日の合計がちょうど1,800分。上限に達しているので、今日は新しいオファーを受けられません(あと0分)。
ステップ2明日になると:枠が1日ぶんスライド
400
6日前
400
5日前
300
4日前
300
3日前
200
2日前
200
昨日
0
今日
+400
明日
1日たつと枠も1日ぶん進み、6日前の400分が枠の外に出ます。7日間の合計は1,400分に下がるので、明日は400分まで受けられるようになります。

覚え方はこれだけです。

使った時間は、ちょうど7日後に枠として戻ってくる。今日400分稼働したら、その400分が戻るのは来週の同じ曜日。

「月曜になれば全部リセット」ではなく、「毎日、7日前に使った分だけ戻る」。ここが一番大事なポイントです。

よくある勘違い3つ

1.「今日はまだ1枠も稼働していないのに、オファーが受けられない」

直近6日間(昨日までの6日分)の合計がすでに1800分に達していると、今日はまだ何もしていなくても受けられる時間は0分です。上の図解のステップ1がまさにこの状態です。故障やペナルティではないので、枠が戻るのを待ちましょう。

2.「先の予約は関係ない」

予約済みの未来のブロックも、予約した時点で7日間の枠を使います。たとえば木〜土に1200分ぶん予約を入れていると、月〜水に稼働できるのは合計600分までになります(どの7日間で見ても1800分以内に収まる必要があるため)。「今日あまり受けられない」と感じたら、先の予約が枠を使っていないか確認してみてください。

3.「即時オファーはカウントされない」

即時オファーも予約ブロックと同じく稼働時間としてカウントされます。予約 + 即時オファーの合計で、1日400分・直近7日間1800分です。

稼働計画の立て方:45枠をどう配分する?

直近7日間の上限1800分は、40分ブロックに換算すると45枠です。この45枠を1週間でどう配分するかが稼働計画になります。休みの取り方別に、よくある5パターンを見てみましょう。

40分ブロック・1週間の組み方5パターン
1マス=40分ブロック1枠。どのパターンも合計45枠(1,800分)
前半に全力型休み2日
10枠
1日目
10枠
2日目
10枠
3日目
10枠
4日目
5枠
5日目
6日目
7日目
週5日・均等型休み2日
9枠
1日目
9枠
2日目
9枠
3日目
9枠
4日目
9枠
5日目
6日目
7日目
週6日型休み1日
8枠
1日目
8枠
2日目
8枠
3日目
7枠
4日目
7枠
5日目
7枠
6日目
7日目
フル3日+半日3日型休み1日
10枠
1日目
10枠
2日目
10枠
3日目
5枠
4日目
5枠
5日目
5枠
6日目
7日目
毎日稼働型休みなし
7枠
1日目
7枠
2日目
7枠
3日目
6枠
4日目
6枠
5日目
6枠
6日目
6枠
7日目
組み方は自由です。1日10枠以内・7日間の合計45枠以内に収まっていれば、どのパターンでも毎週繰り返せます。
  • 前半に全力型:最初の4日間は上限の10枠ずつ、5日目に残りの5枠。使い切ったあとの2日間は、枠が戻るまでお休みです
  • 週5日・均等型:9枠 × 5日。「平日だけ」「週末だけ」など稼働する曜日を固定したい方向け
  • 週6日型:8枠の日を3日 + 7枠の日を3日。休みは1日だけで、1日あたりの負担を少し軽くできます
  • フル3日+半日3日型:上限いっぱいの10枠を3日 + 半分の5枠を3日。がっつり働く日と軽めの日でメリハリをつけたい方向け
  • 毎日稼働型:7枠の日を3日 + 6枠の日を4日。1日6〜7枠に抑えると、毎日途切れず稼働できます

どのパターンも合計は同じ45枠(1800分 = 30時間)なので、稼げる上限額も同じです。生活リズムに合わせて配分を決めましょう。30分や1時間のブロックを混ぜる場合も、「どの7日間でも合計1800分以内」という考え方は変わりません。上限までフルに稼働した場合の収入イメージは収入シミュレーターで試算できます。

残り時間の確認はダッシュボードで

ここまでの仕組みを毎回頭の中で計算するのは、正直かなり大変です。直近7日間の稼働分数と今後の予約をすべて足し合わせたうえで、「どの7日間の区切りが一番きついか」まで考える必要があるためです。

そこで役立つのが NowDPダッシュボードです。過去に稼働したブロックと今後の予約をまとめて登録しておくと、ダッシュボード上部の「受けられるブロック数の目安」パネルが残り枠を自動計算します。今日あと何枠(何分)受けられるかに加えて、日付タブを切り替えれば今日から7日分の残り枠も確認できます。上限が近づくと「残りわずか」、達すると「上限」と表示されるので、オファーを受ける前にひと目でわかります(無料登録が必要です)。

NowDP ダッシュボードの「受けられるブロック数の目安」パネル。今日はあと6時間稼働でき、40分ブロックなら9枠・30分なら12枠・1時間なら6枠。直近7日の上限の使用は24時間/30時間と表示されている。

上の例では、直近7日間ですでに24時間(1440分)稼働しているため、今日受けられるのは残り6時間(360分)です。1日の上限400分より、直近7日間の上限のほうが先に効いている状態です。残り時間はブロックの長さ別の枠数(40分なら9枠)に換算して表示されます。

即時オファー中心で稼働している方には特に便利です。「現在対応可能」をオンにしているのに即時オファーが急に届かなくなったとき、実は上限に達していた、というケースがあります。Flex アプリは「上限だから届かない」とは教えてくれないので、原因がわからず悩みがちです。即時オファーの稼働もブロックとして登録しておけば、届かない理由を推測する前に、このパネルを見るだけで「上限かどうか」を確認できます。

まとめ

  • 上限はブロック数ではなく時間:1日400分・直近7日間1800分
  • 「10ブロック・45ブロック」は40分ブロック換算の呼び方
  • 7日間の上限にリセット日はない。使った分がちょうど7日後に戻るローリング方式
  • 未来の予約も枠を使う。即時オファーもカウント対象
  • 毎日稼働したいなら1日6〜7枠(40分ブロック)が上限ライン(例:7枠 × 3日 + 6枠 × 4日 = 45枠)
  • 前半に全力でも毎日コツコツでも、7日間の合計45枠(1800分)で稼げる上限は同じ

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