はじめに

Amazon Now の配達では電動アシスト自転車または原付バイクが必要です。この記事では、電動アシスト自転車に焦点を当て、Amazon が求める車両要件・レンタルサービスの選択肢・自転車を購入する場合の選び方をまとめました。


Amazon Now の自転車要件

Amazon Now で配達に使える電動アシスト自転車は、以下の条件をすべて満たす必要があります。

項目条件
アシスト方式ペダルアシスト機能のみ(スロットル不可)
モーター動作ペダル使用時のみ作動
速度制限時速24kmを超えるとモーター停止
アシスト逓減速度上昇に応じてアシスト力が低減
道路交通法適合していること(違法改造なし)

フル電動自転車(スロットル付き)は使えません。 ペダルを漕がなくても走行できるタイプは道路交通法上「原動機付自転車」扱いとなり、電動アシスト自転車としての登録では配達できません。

配達バッグの要件

自転車本体に加えて、荷物を運ぶためのリュックサックまたはコンテナが必要です。

  • 最大 15kg の荷物を安全に収納できること
  • 内寸が最低 44cm × 35cm × 40cm(40リットル) 以上

レンタル vs 購入

Amazon Now の配達を始めるにあたり、自転車をレンタルするか購入するかは大きな判断ポイントです。

レンタルが向いている人

  • まず試してから続けるか判断したい
  • 初期費用を抑えたい
  • メンテナンスの手間を省きたい

購入が向いている人

  • 長期的に配達を続ける予定
  • 1日に複数ブロック稼働する
  • 自分に合った車体を選びたい

レンタルサービス比較

東京都内で利用できる主なシェアサイクルサービスを紹介します。料金は2026年5月時点の情報です。

LUUP

  • 車種: 電動アシスト自転車・電動キックボード
  • 料金体系: 基本料金50円 + 1分ごとに20円(時間帯・エリアにより割引・割増あり)
  • ポート数: 都内に多数展開
  • 特徴: アプリで即時レンタル可能。短時間利用に向いている

Lime

  • 車種: 電動アシスト自転車(LimeBike)
  • 料金体系: 最初の15分 90円、以降1分ごとに20円。月額プラン「LimePrime」(999円/月)で20分以内90円
  • ポート数: 東京16区で展開(2026年4月〜)。HELLO CYCLINGのポートとも共有
  • 特徴: 日本仕様の電動アシスト自転車を投入。大容量バッテリー搭載

赤チャリ(NOLL / ドコモ・バイクシェア)

  • 車種: 電動アシスト自転車(従来型の赤い車体+新型の白い車体)
  • 料金体系: 従来型 99円/10分、新型 120円/10分。月額会員 3,300円/月(月30回まで、30分以内の利用対象)
  • ポート数: 都内最大級のポート網
  • 特徴: 2026年5月にNOLLへリブランド。新型車両はノーパンクタイヤ・大容量バッテリー搭載。ポート数が圧倒的に多い

HELLO CYCLING

  • 車種: 電動アシスト自転車(e-Bike)・シティサイクル
  • 料金体系: 利用開始30分 130円〜、延長 200円/15分(e-Bike、東京)。12時間まで 3,000円
  • ポート数: 全国展開。東京都内にも多数
  • 特徴: Limeとポート共有。料金はエリア・車種により異なるため、利用前にアプリで確認を

レンタルの注意点

  • シェアサイクルはバッテリー残量にばらつきがある
  • ブロック開始前に車体を確保できない可能性がある
  • 配達バッグは別途用意が必要(シェアサイクルには付属しない)
  • 長時間の連続利用はコストが高くなる
  • 料金は改定されることがあるため、利用前に各アプリで最新料金を確認してください

購入する場合の選び方

自転車を購入する場合に重視すべきポイントをまとめます。

バッテリー容量

  • 配達で1日に走る距離は10〜30km程度
  • 12Ah以上のバッテリーがおすすめ(1回の充電で40〜60km走行可能)
  • バッテリー交換費用(3〜5万円)も考慮に入れておく

タイヤサイズ

  • 26インチが安定感と走行性能のバランスが良い
  • 小径車(20インチ)は小回りが効くが段差に弱い

変速機

  • 内装3段〜外装6段がおすすめ
  • 坂道の多いエリアでは変速段数が多いほうが楽

フレーム形状

  • またぎやすいフレーム(ステップスルー型)が配達の乗り降りに便利
  • 前カゴ付きモデルは荷物を分散できるメリットがある

価格帯の目安

グレード価格帯特徴
エントリー8〜12万円基本性能は十分。バッテリー容量が小さめ
ミドル12〜18万円バッテリー大容量、変速機が充実
ハイエンド18万円〜長距離走行、高い耐久性

チェックイン時の車両確認

ステーションに到着すると、スタッフが自転車の安全確認を行います。以下の点が確認されます。

  • ブレーキが正常に動作すること
  • ライトが点灯すること
  • タイヤの空気圧が適切であること
  • 違法改造がないこと

日常的なメンテナンス(タイヤの空気圧チェック、チェーンの注油など)を行っておくと、チェックインがスムーズです。


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